| 診察日 | 2002年5月1日 |
| 診察概要 | 白玉の頬袋左の腫れについての診察(前回は右側の腫れ) |
今日は白玉さんが新たに頬袋左側奥の方にしこりを作ってしまったのでいつもの横尾動物病院に連れてきました。もう一匹ぱにーにさんも、今日朝、身体を触っていたら発見した小さな脇腹のしこりを診て貰う為に一緒に連れてきました。時間は午後4時ごろだったんですが、院内は満杯で凄い混んでました。最近特に混んでいるらしく、休む間もないぐらい忙しいそうです。福島先生指名の他のハム飼いさんもいらしており、やはりこの病院は良い病院だと思います。 さて、前回の頬袋右側と目の上の炎症を診ていただいたのですが、これについてはちゃんと治っているようでした。しかし治ってからも暫くは薬を飲ませていたのに投薬を止めてから暫くすると反対側の頬袋根元に結構大きなしこりが出来たのを発見した旨先生にお伝えしました。早速先生に診ていただくと触診の段階で大きな塊を確認していただきました。これはもしかすると腫瘍の可能性も有るかもしれないので一応バイオプシー検査をした方が良いでしょう、とのことでしたので、私達はお願いしました。それと気がついた部分で、左側の耳の下に禿が出来てる事、左耳の中から粘液状のものがでて、濡れている旨先生にお伝えして確認していただきました。先生が確認してみるとやはり剥げているし耳の中に粘液らしきものがあるようでした。 上の写真は、何度もこの闘病記の中で出てきます、バイオプシー検査で腫瘍細胞を抽出するための小さな注射器です。ディスポーザー(使い捨て)のタイプで、勿論(当たり前ですが)その都度新しいものを使います。この時雑談として、動物病院の器具や薬剤は、動物専用のものなのかどうか尋ねたんですが、意外と人間と共有な物が多いそうです。薬剤についてもそうだそうです。ただ一昔前に比べると、動物専用の器具や薬剤も増えてきて、かなり研究はされてきてるとの事。でもまだまだ獣医師の立場から言えば、もっと動物の事を考ええてそれらにあった薬剤や器具がどんどん開発していって欲しいとの、福島先生の個人的意見も聞かせていただきました。 いよいよバイオプシー検査です。この時横尾動物病院の看護婦さんが玉さんを押えてくれたのですが、この時ある事に気がつきました。この動物病院の女の看護婦さんはみんな手が細いんです。しかも傷だらけ。よっぽどハードな仕事なんだとつくづく感じました。感謝感謝。余談はさておき、検査のための注射器を玉さんの頬袋に出来たしこりにさしていきます。このしこりは、外から押してみると結構硬かったので腫瘍かな?と思うようなしこりでした。事実先生もそのように感じたので、今回検査して見ることにしたのですが、どうやらそのしこりの中から膿みたいなものが出てきている様子。先生に「これ見て下さい」と言われ玉さんを覗き込むと、頬袋外側に膿みの塊のようなものを視認することが出来ました。 先ほど注射器をさして出来た傷口に、外科用イソジン(消毒液)を生理食塩水で希釈したものを注射器を改造した物で患部に吹き付けています。先は針ではなく、ステンレス製の細い管で、先は丸くなってるものです。その後注射跡に薬を塗りこんでいただき、今後の処置について指導していただきました。もし、これ以上腫れてきたりしたら、口の中に膿みを押し出してやるようにして、幹部の膿みを排出させてやると良いと教えられました。幹部に膿みを溜めっぱなしにしているとそこが段々悪化して、最悪は腫瘍や壊死を起こしもっと大変な事になるからだそうです。玉さんも結構年が行ってますからこれからの手術はちょっと無理です。ですからこの方法が一番良いと先生がおっしゃってました。 続いて耳の中から出てきてる粘液状のものについての診察です。再度耳の中を診て頂くと、先ほどよりもっと膿っぽいものが中から出てきており、まずそれを取り除くため、上の写真の薬剤を使って耳の中を掃除します。これは市販されていないものですが、似たような物は探せばペットショップで手に入るそうです。ステンレス製の細い器具に消毒脱脂綿を適量巻きつけ、そこにこの薬剤を塗布してそれで耳の中を綺麗にします。すると耳の中から膿み状の物が沢山出てきてびっくりしました。先生が自宅で耳の中に薬を塗れるか?と聞いてきたのですが、自信の無い私達は「先生にお任せします!」と元気に答えたのは言うまでもありません(笑)って事で登場したのが下の写真の薬です。これを耳の中に先ほどの細い器具に新しく脱脂綿を巻きつけ丁寧に耳の中に塗っていただき、耳に関する治療は一先ず、と言った感じです。耳の膿みの原因は、頬袋が原因で、耳の下の剥げも、本人が気になる部位を外側から引掻いたためであるとのこと。投薬治療すれば自然と治るのでしんあぴないとのことでした。 写真ではわかり辛いとは思いますが、左の頬袋根元あたり、耳のちょうど下辺りが膨らんでるのがわかると思います。そして耳のした辺りの禿げた部分も見て取れると思います。今回の玉さんのこの腫れは、急に大きくなりました。前の日まで気がつかなかったですから。このことから考えても、ハムスターの病気進行速度は早いんだと痛感しました。 今回は、一緒にぱにーにも診て頂いたので会計は一緒です。ですから次のページ「SICK DAY11」の後半に一緒に会計金額を書いておきます。今後はまた暫く、先生の処方していただいた抗生剤入りの炎症を抑える薬を一日二回、二滴づつ飲ませながら様子を見る事になります。
写真
診察内容





下の写真は玉さんのカルテです。これも当たり前ですが一匹づつちゃんと作成されており、飼い主から聞いてるデータを細かく書いてあります。



更に詳しく診ていただくと、やはりこれは腫瘍ではなく、頬袋内側に出来た炎症箇所に、膿がたまってそれが膨らんでいるとの事。とにかく腫瘍では無いと判明して一先ず安心はしました。でもこの炎症についての不安が直ぐに襲ってきたのは言うまでもありません。




余談ですが、先生が開業する際には、是非神奈川県内に!と提案して来ました(笑)なるべく近くに来て欲しいですから。でもまだ未定だそうです。世田谷も結構お誘いが多いらしく、それでも今より近いから私は嬉しいですね。
備考
これを書いてるのが5/13なんですが、投薬を開始して約2週間、今では大分腫れも引き、しこりもかなり小さくなりもう少しで治りそうです。ただ玉さんは連続的に頬袋の炎症を起こしましたのでこれからも注意深く見守っていかないといけないですね。それと、頬袋内の炎症を起こしている時に、種子類の餌はあげない方が良いそうです。尖った部分で更に傷をつけてしまうからです。玉さんにひま種をあげる際には、殻をむいて、尖った部分を折って切り取ってからあげています。