HAM's SICK
診察日 2001年7月19日 23:00頃 
診察概要 「姫」が自分で抜糸。傷口が開いた為、急遽時間外診療

 

写真 診察内容

手術が終わって帰ってきてから暫くは、多少元気が無かったぐらいで特に変わった事も無かったのですが、3日目に一番上の縫合糸を自分で取ってしまったので大丈夫かなと思っていたのですが、やっぱり縫った所の下側の何本かを自分で取ってしまいました。
いつもこの滑り台の下で寝ているんですが、この場所で見えないうちに自分で毛繕いしながら取っていたらしく、掃除をしたときに何本か糸が落ちていました。

見てのとおり、餌も良く食べるようになったし、動き回る機会も増えていたので(本当は余り良くないのですが、動き回るのは、しょうがないと先生もおっしゃっていました)良かったなと思っていましたが、傷の縫合糸が気に成り出すと言う現象に付いては、多少気にはなっていましたがここまでするとは思っていませんでした。
犬や猫なら首の所に傘状の物を逆さまにつけたようなので保護もできるんでしょうがハムには無理のようです。

因みにこれが、姫が自分で引っこ抜いた物です。
噛み千切ったのではなく、引っ張って取った為に、ある物では糸のワッカ部分に姫自身の肉片がくっついている物もあり、そこまでして取ったと言うことは相当嫌だったのかなと思いました。

上の写真では見にくいとは思いますが、縫っていた糸の数が大分減っている事が分かるでしょうか?
もっと下のほうまで本当は縫っていたのですが、自分では届きにくい上の部分しか糸が残っていません。
ちょうど押さえている親指の辺りに残っている糸が見えると思います。
 

下の写真では、ぱっくり開いている傷口が見えると思います。この段階で良く見ると残りの本数が5本しかないです。
本当は全部で12〜3本あったのですが、全部自分で引き千切ったようです。
一番上のほうは、もう既にくっつき始めていますので、心配なさそうですが、明らかに下の方はヤバそうなので、深夜ではありましたがその旨横尾動物病院にTELしたところ、直ぐに来てくださいとの事でしたので、急遽、車で向かう事にしました。

診察室に入って直ぐの姫です。
ここに来るとイヤな事をされるのが分かっているのか、心なしか元気が無くなってきました。
この日は、他にも急患の動物が来ていたらしく、少し待たされてから診察室に入ったのですが、待っている間もどこか不安そうな感じが見うけられました。
考えてみればこの間は、手術で身体を切ったのですから無理もありません。

今日は、急患と言うことでいつもの福島先生ではなく、若い男の先生でした。
詳しく説明を受けこれからどうするか、どうやって傷を治していくかの説明を受けました。
方法としては、このまま縫うが今までより細かく縫う方法、瞬間接着剤みたいな外科用のボンドを使ってくっつけてしまう方法、中から肉が盛り上がって自然にくっつくのを薬を塗ったり消毒をしながら待つ方法、の大きく分けて3種類の方法があると教えてくれました。
ハムによっては、抜糸の時まで糸を気にすることも無く無事に過ごすやつもいるそうですが、ほとんどの場合は姫同様、自分で取ってしまうそうです。
また新たに縫う場合、姫の場合は手術から日数が立っているために、傷口が簡単に言うと汚くなってる為に、また新たに傷口を作る為、メスを入れなければいけないとのことでした。
そうすると、また麻酔をしてとかですから、あまりしたくないと先生もおっしゃっていましたし、私たちも嫌だったので、外科用の瞬間接着剤でくっつけてもらう事にしました。

この時、当直の若い先生のほかに、横尾動物病院の医院長であられる、横尾先生もかけつけてくれまして、一緒に診察していただきました。
横尾先生の診察でも、接着剤の方がいいなとの事でしたので、其の処置の為の準備ということで、医院長先生が押さえて、若い先生の方が処置をしてくれました。
この時余り関係無い話しなのですが、この接着剤の話題から、ちょっと脱線しまして、まずこの外科用の接着剤が、市販のボンドアロンアルファとほとんど同じらしく、先生が海とかで怪我をしてぱっくり開いたけど、まだまだ遊びたいので傷口を何とかしなければいけないと言った時に、コンビニとかで買って来たボンドアロンアルファで傷口をふさいだりしてるよ、と言う話しをされてました(笑)
今までそんな事考えた事無かったですが、もし緊急の場合には良いかもしれませんね。
でも余りお勧めしませんが(笑)

ここでは、接着剤を付ける為に、余分な必要の無い縫合糸を抜糸しているところです。
傷口が新しい細胞を作り始めている可能性があるために、くっつかない可能性もあるとの事でしたが、其れでも今この段階で出きる最良の方法がこれだと言うことでしたので、このままお任せしました。
一緒に来ていたぶのしはこの段階で姫の傷口を見ていられなくなり、診察室から出ていってしまいました(苦笑)

いよいよ接着剤の登場です(笑)
見たところ本当に市販のボンドアロンアルファでした(下の写真参考)
これをピンセットで傷口を押さえながら傷の端の方から順順に塗っていきます。
この段階で姫が暴れたりしなければ良いんだけど、と思っていたのですが、終始暴れたりしませんでしたね。
ここの動物病院の先生方は、福島先生始め皆さん扱いがとても上手く、見ていて不安感がありません。
とても素晴らしい病院だと思いますので、行ける範囲の人は行かれることをお勧めします。
どこかのTVでちやほやされてる病院には無い人情味や、動物に対する愛情の深さ、そしてそれらに伴う技術力の高さに感服する思いです。
上の方の糸が残ってる部分に関しては、大分くっつき始めてるとのことでしたので、万が一糸を取ったとしても心配無いでしょうとの事でした。

上の写真が、領収書兼、計算書です。
夜中の12時頃見ていただき、診察していただき、処置を施して頂いて、なんと料金が”1050円”だそうです(笑)
私の家の近所で夜中に伺ったら最低で10000円は取られますのでビツクリしました(笑)
私は思わず「うえっ?」とか言う、変な声を出して先生に笑われてしまったぐらいです(笑)
 

下の写真は、前回の手術の時に貰った飲み薬です。
内容としては、抗生物質、ビタミン剤、アガリクスエキス、さめ軟骨エキスが入っているものだそうです。
動物の場合は、本人の回復能力を出来るだけ助けてあげる方法で投薬するのが良いそうで、免疫力を高めるアガリクスやさめ軟骨を使っているそうです。
事実、これらを使っている病院は多いみたいなので、効果は期待できると思います。