| 診察日 | 2002年3月26日及び27日 |
| 診察概要 | 白玉の頬袋内炎症による腫れと要因による目の上の傷の診察 |
急に気がついたんですが、玉さんこと白玉の顔の右側が異常に腫れて、しかも右目の上あたりが傷ついて出血したような跡がついていたんです。私は慌てて様子を見てみたんですがどうやら頬袋の内側に炎症が起き、それを不快に思った玉さんがそれを外側からかきむしったかなんかしてたまたま爪が伸びていた事もあり、それが目の上に傷をつけた、といった感じのことのようでした。急遽そのまま気がついた時点で病院に行くことを決定。玉さん生まれて始めての外出&病院となった次第です。 着いて直ぐに見てもらうことが出来、早速いつもの通り、横尾動物病院の福島先生に診て頂きました。まずは触診をしていただき、慣れない環境でビビッテいる玉さんの頬の辺りを念入りに調べていただきます。するとやはりと言うか、頬袋の内側に炎症が起きていてかなり腫れているかもとの事。これからもう少し詳しく見てみるけど膿んでいる可能性もあるかな、と言う事でした。 普段大人しく綺麗好きな玉さんが最近汚くしていたのでどうかしたかな?と思っていたのですが、まさかこんな事になってると気づかなかったわけですから困った飼い主ですね。とにかくもっと詳しく診て頂く事にします。 この時初めて知ったのですが、ハムスターにはお腹の臭腺以外に、口の横から分泌物を出す分泌腺がある事を教えて頂きました。写真が小さいので判り辛いとは思いますが、指で搾ったところにクリーム色の物が見えると思います。これが分泌物だそうです。先生がかなり臭いですよ、とおっしゃったので試しに嗅いでみると、とっても臭かったです(笑) 一応自宅を出てくる前に爪を切れるとこだけ切ってきたんですが、それでもまだ切れていない部分もありましたのでそれを切っていただきました。目の上の傷も爪が大分伸びて変な方向に曲がっていたのが原因の一つでしたから爪の伸びすぎも一歩間違うと大変だなと思います。歩行に支障をきたすだけでは無かったんですね。また一つ勉強になりました。 口の中、頬袋の治療の前に目の上の傷とその周辺を診察していただきました。目も結膜炎ぽい感じでしたので、傷と結膜炎に効く抗生物質の点眼薬を点眼していただきました。薬品名を見ると「タリビット」と書いてありますので人間も動物もあまり変わりは無いんだなと思いました。 先生が「自分で差せますか?」と質問してきたんですが、二人して「無理かも。わかりません!」と言うと笑いながら「そうですか(笑)なら僕が差しておきます」と言いながら点眼してくださいました。でも結局目薬は貰ってきました。何故なら病院までが近かったら毎日でも通って先生に点眼してもらうんですが流石に遠いですからね(苦笑)一生懸命玉さんのためですから自分達でやる事に決定したわけです。 さていよいよ口の中頬袋の炎症部分に薬を塗る番です。心なしか玉さんも緊張していますね。耳がぺったんと菜っています。 細いステンレス製器具の先に脱脂綿(消毒済)をクルクル巻きつけて、そこに写真下の薬を適量取り、幹部に丁寧にゆっくりと塗りつけていきます。流石にこの時は玉さんも嫌がりちょっと暴れていましたが、先生の魔法の手はいとも簡単にぴったりと押さえてしまうんですね。ただ、先生の手は今までの苦労の跡が一杯刻まれており、猫や犬、小動物等に引っかかれたであろうと思われる傷跡で一杯でした。そういえばココの看護婦さんたちも手一面に傷がつきまくっていましたね。この仕事も大変だなぁと思った瞬間です。 昨日頂いた薬の方は一先ず投薬停止しまして、今日貰った新しい薬、気管支炎症と頬袋両方に効くちょっと強めの抗生剤と、気管支拡張剤入りの混合剤で、しばらくは気管支系の治療を優先的に治療しましょうとの事で新しい薬を頂きました。昨日貰った栄養剤は、そのままあげて良いそうなので、食欲が戻るまであげることになりました。今回の診察代は、実は今日時間外診療でした。福島先生も帰る時間だったのにも関わらず待っててくださったのです。それにもかかわらず、レントゲン代込みで4725円なりでした。毎度ながら恐れ入ります、といった感じで感謝するとともに、先生にお礼を言って帰宅の途に着きました。 その後一週間ぐらい今回貰った薬をあげつづけたところ、気管支系の症状は全く無くなり、それから2〜3日様子をみて先生に許可を貰って元の薬に戻して今回の頬袋の炎症は一先ず治まりました。早め早めの行動が大事ですね。
写真
診察内容





初めての外出、初めての病院、初めての飼い主以外の人間(福島先生)でもっとパニクルかな?と思ったのですが意外と根性が座っているのか、それともビビリすぎて身体が固まってしまったのか結構大人しかった玉さんです。


上にも書いた頬袋内を詳しく診るためのルーペのようなものです。これを口の中に入れて詳しく診るそうです。慣れた手つきで先生は玉さんをひょいと握ると(写真を見ても判るとおり本当に握ってる感じです)「イヤイヤ」する玉さんの口の中にその器具の先をねじ込みます。しばらく診ていた先生も「あぁ、やっぱり腫れていますね。でも膿んではいないみたいですから取り合えず薬を塗って、後は自宅で投薬しながら様子を見ましょう」との事でした。









今回の診察料は3885円です。目薬の抗生剤が高かったのでこの値段ですが、それでも安いですね。どっかの病院だと間違いなく1万円行くでしょう。上の写真がその目薬です。一日に一回一滴を点眼するそうです。ただ、その一滴がハムの目玉より大きいので中にちゃんと入りきらないんでちょっとコツがいります。余分な部分はきちっとふき取ってくださいとのことでした。そして抗生剤とアガリクス&鮫軟骨入りの薬と、ココの所頬袋が炎症起こしていたのが原因で食欲が無かったと言う事を先生に話した所、一応栄養剤も出してくれまして、これは一回に5滴以上上げてくださいとのことでした。薬のほうは一日二回、二滴づつ党言う事でした。
翌日3月27日
19:30ごろ

翌日、昨日貰った薬を飲ませながら様子を見ていると、なんだかちょっと息遣いがおかしいような気がしました。それに時折呼吸音に何か混ざっているような気が…。姫の時の事も有りますので慌てて横尾動物病院に電話して福島先生がご在勤かどうか確かめて急遽連れて行くことに。途中首都高速が事故による大渋滞で非常にあせりました。いつもの倍近く時間が掛かりましたから。皆さんも運転する時は事故に気をつけてくださいね。それはさておき、慌てながらも予定の時間を過ぎて到着。先生は待っていてくださり、直ぐに診て頂きました。しかし、ケージの中の玉さんを出して呼吸音を先生に聞かせているその時、玉さんに呼吸困難ぽい症状が出まして、何よりその治療だと、と言う事で急遽気管支拡張剤の注射を打つ事に。普段あまり注射を打たない先生が打つと言う事でかなり危険な状態だったみたいです。あまりに急な出来事で思わず姫のことが頭をよぎり、玉さんがどうにかなったらどうしよう?なんて考えていましたが、今は目の前に名医が居るんだから大丈夫、と気を落ち着かせました。注射を打って直ぐに聞いてきたのか、玉さんも呼吸が楽になった様子。ココで少し安心しました。原因について先生に尋ねるとどうやら頬袋の炎症の原因菌が、気管支や肺の辺りに何らかの形で進入し、そこに炎症箇所を作ったために呼吸困難が起きたのでは?との見解をいただきました。一応念のためにレントゲンを撮っていただく事に。とりあえず今は頬袋の炎症よりこの呼吸困難の治療が先決ですから、とおっしゃってました。レントゲンを見て判ると思いますが、決して麻酔を使って撮影なんかしません。その為先生のハムを抑える手が写っているのがわかりますよね?どこぞやの病院は何でもかんでも麻酔を使いますから、それから比べると本当に素晴らしい先生だと思います。麻酔が全て悪いとは言いませんが、やらないに越した事は無いと思いますので。レントゲンを見ながら先生に結果を教えてもらいました。やはり気管支部分に白い影が見えるらしく、明らかに炎症が起きてるとの事でした。それを聞いて、とにかく何でもいいから大至急病院に行こうと決めた私は、正解だったと思うとともに、先ほどの玉さんの呼吸困難を思い出して身体に震えが来ました。本当に早めの決断が大事と痛感するとともに、姫さまから教えてもらった事を実践できて良かったと思いました。
写真無し